事業案内
スクールコーチとは
『一人一人に合った生き方を一緒に考え、青少年の夢の実現をサポートする人』
スクールコーチは、スクールコーチングの5つのステップ「話す」「気づく」「夢・目標」「行動する」「学び」に沿って、青少年の成長をサポートします。
【スクールコーチプロセス】
| 1.話す | 生徒は自分の考えや思いをコーチに話します。コーチは生徒の話を受けとめ、承認しながらしっかりと聴きます。生徒は、コーチから受容・承認されたことで自己肯定感が高まり、自分の考えや思いに自身が持てるようになります。 |
| 2.気づく | コーチは話の内容から生徒に質問を投げかけます。生徒は質問に答えていくうちに、自分の考えや想いを整理し明確にすることができます。さらに色々な視点から出された質問に答えるうちに、今まで気づかなかった自分の才能や可能性に気づき、夢や目標がはっきりと、見えるようになります。 |
| 3.夢・目標 | 生徒はコーチと一緒に夢や目標を実現するための行動計画を考えます。そして、コーチは生徒が選択した行動計画を実行できるように後押しします。 |
| 4.行動する | 生徒は、自分の決めたことを実行する過程で、家族や友達、生徒をとりまく様々な人々とかかわり合い、試行錯誤しながら自分の夢に向かって行動し続けます。コーチはそれを見守ります。 |
| 5.学び | 生徒は行動していく中でコーチと話をし、成功や失敗を通して成長していきます。生徒は経験を学びに変えることで自信を育み、自他を尊重しながらより良い人生を歩んでいけるようになります。 |
スクールコーチスキルのご紹介
ここでは、スクールコーチのスキルを質問形式でご紹介いたします。スクールコーチのスキルの参考にしてください。
- コーチングとティーチングの違いが分からないのですが
- コーチングのスキルの基本は「聴く」と「質問する」です。学校は「教育する」ことが目的の場所です。教育する(=ティーチング)は、「教える」と「導く」が優先されます。コーチングとティーチングは、目的や役割が違います。どちらが「正しい」「間違っている」ではなく、どちらも重要なコミュニケーションのスキルです。青少年の育成には、従来の教育現場のティーチングだけでなく、「色々な人の多くの視点」と「たくさんのコミュニケーションアプローチ」があることが望ましいと日本スクールコーチ協会は考えています。
- コーチングの「聴く」は、特別な技術ですか?
- 「きく」という単語を漢字にするとき、通常は「聞く」という漢字を当てはめますが、コーチの場合は「聴く」という漢字を思い浮かべます。「聞く」と「聴く」は同じではありません。「聴く」という漢字は相手の話を傾聴するという意味を持っています。「答えは相手の中にある。」これがコーチングの大前提です。コーチはいつも目の前の相手の言葉に集中し、答えを聞き逃さないようにするため傾聴しています。つまり、相手の言葉だけではなく、相手の顔の表情や、仕草、視線、口癖、足や手の動きなど全てを注意深く見て、目の前のクライアントが何を考え、どんな答えを持っているかを、コーチも又自分の全てを使って傾聴します。
- なぜ言葉以外の部分も重要なのですか?言葉だけで十分に思うのですが
- 相手が話す言葉は確かにとても重要です。しかし、必ずしも話している事が真実であるとは限りません。意識的に嘘をつくという意味ではなく、本人も気づかない「無意識」の領域で違う事(違う目的や違う理由)を考えていることがあるのです。意図的にその場に合うように適当な言葉を選んでしまったり、何らかの理由で本当の気持ちを話せなかったり、本当の自分の考えや気持ちに気がついていなかったりすることがあります。
- 「無意識」は人にどう影響するのですか?
- 人には「意識」と「無意識」の領域があり、「意識」は経験や知識など、「言語」で構成されています。物事を考えるとき、頭の中で多くの文字や文章が浮かんでは消え、又浮かび思考がぐるぐる動くのではないでしょうか?自分の経験や知識に問いかけ、答えを探し出すのが人間の脳の仕組みだと考えられています。
- 一方、五感や感情は言葉とは違い【感覚】です。人間の本質的な本能のような部分も「言語」ではなく、【感覚】に支配されています。【感覚】とは「無意識」の領域であり、たとえば食べ物の好き嫌いが起こる理由には、理屈や意味もなく感じ起きるのではないでしょうか?どんなに栄養があるとわかっていてもどうしても食べられない物など、言葉では簡単に説明できない部分が「無意識」です。人間は、「意識」できるのはほんの少しで、「無意識」のうちに言動のほとんどは影響されているのです。
- 意識=言語
無意識=感覚 - 「無意識」と「傾聴」の関係がわかりません
- 「子どもを伸ばす教育コーチング ~子どもの本音と行動を引き出すコミュニケーション術~ (石川尚子著)」という本の中で、石川コーチが実際の教育現場でコーチングスキルを使いながら、高校生たちとコミュニケーションをとっている様子がとても詳しく書かれています。石川コーチは教育現場で子どもたちにコーチングをしているプロですが、どんなときも最初の声かけを大事にし、何気ない声かけを大切にしています。たとえば「髪の毛を切ったんだね」「今日は顔色がいいね」という風に。
- コーチングの傾聴のスキルは、会話してから始まるのではなく、会った瞬間から始まります。会話が始まる前にその人の全身の様子や、何気ない仕草や言動に、その人のそのときの状態がノンバーバルメッセージ(非言語メッセージ)として既に現れています。私たちもよく相手を見て、まず見ることから傾聴を始めたいですね。
- 「髪を切ったね」と言われたら確かにうれしいときもあるけれど、理由を詮索されて嫌なときもありませんか?
- コーチはあるがままのクライアントを受け入れます。髪を切った理由が否定的な理由であっても、あるがままのクライアントの全てを受け入れます。コーチ自身の価値観で、髪を切った理由を決定しません。髪を切った理由が良くても悪くても受け入れるので、理由よりも、目の前の相手をきちんと見ていることを言語化して伝えるのです。人は皆あるがままの自分を受け入れてほしいという「存在承認要求」があります。青少年の子どもたちは、経験が十分ではなく、言語によるコミュニケーション方法を苦手としている場合も多いかもしれません。でも、コミュニケーションが苦手な人ほど自分の存在をあるがままに承認して貰いたいという要求が強くあります。スクールコーチングの対象は思春期から大人になる子どもたちですから、ここが一番重要な部分です。
- こどもたちの存在承認要求を満たすとどうなりますか?
- コーチングセッションを一回しただけで、子どもたちが、すぐ夢を持ちモチベーションが200%UPするというわけではありません。しかし、コーチは、子どもたちとの自然な会話の中で、自分で気がついていない長所や強みを見つけることができるかもしれません。また、モチベーションのスイッチの場所を一緒に探したり、自発的に何かに取り組もうとしたり、コーチングスキルを使ってアプローチできる事も多くあります。方法がわからない場合、ときには色々な方法を情報として提供する場合もありますが、決してコーチの価値観で押し付けることはしません。あくまでもクライアントが選択し、決めるのです。自発的になれないクライアントを叱責することはありません。必ずそばに寄り添い応援する応援団長です。クライアントが何を求めているか傾聴するために「聴き、質問し、承認します」これがコーチングです。正しい間違いという学校のテストのような二社選択の答えを導きだすのではなく、子どもたちが自分の力で立ち上がり、自分で決めた目標や夢に向かって進むお手伝いをします。
- コーチングのスキルとは他にどんなものがありますか?
- チャンクアップ、チャンクダウン、アサーション、リフレームなどたくさんあります。「リフレーム」は心理学を学ばれた方は聞いた事がある言葉ではないでしょうか?リフレームの目的は視点の変化ですが、視点が変わると考え方も行動も大きく変わります。人は自分がどんなフレームの中にいるかは自分で気がつかない場合が多く、一つの価値観やビリーフ(思い込み)で、思考も行動もがんじがらめになってしまいがちです。自分では解らないけれど、コーチに質問されて自分がどんなフレームの中にいるのかコーチングセッションでクライアントが自ら気がつく事が多々あります。
- 自分で気がつかなくても、人が教えてあげればすむのではないですか?
- 確かにそれが良い場合もありますが、人は自分を他人が勝手に判断するのを好みませんし、例えその指摘が真実であっても、感情が優先し、その指摘を受け入れられない場合があります。人間は自分の決定したこと選択した事には違和感を覚えず、体も自然に動きます。体が納得することを表す言葉に「腑に落ちる」がありますね。頭でわかっていても体が理解しないときには行動が遅くなります。逆に、理屈よりも体がまず理解すると、すんなり頭に入ってくるのです。
- 石川コーチの著書の中で、子どもたちはちゃんと聴くと自ら話し始め、変わっていくと書かれています。子どもたちは学校や両親だけで育てられる時代ではありません。皆がタッグを組み、学校も家庭も社会も皆で協力しあう必要があります。コーチはコミュニケーションのプロです。コーチングスキルという道具持ったプロです。プロですが、高いところから見下ろして道具を使うのではなく、同じ人間として同じ目線でコミュニケーションし、コーチ自身も日々学び成長させて頂いています。コーチとクライアントは常に対などで、学生とコーチングするときもそれは変わりません。対などであるために守秘義務を厳守し、人間として真摯に向き合います。
推薦図書
子どもを伸ばす共育コーチング―子どもの本音と行動を引き出すコミュニケーション術
石川 尚子(著)|岸 英光(監修)
この本の著者は日本スクールコーチ協会北海道支部支部長の石川尚子さんですが、当協会の設立記念講演会にはゲストスピーカーとしてもご活躍いただきました。
子どもへの教育や子どもとのコミュニケーションのノウハウ本は多くは大人たちの目線で書かれていますが、この本は学校に居る現実の子どもたちが主役です。全て石川さんが体験した嘘偽りのない子どもたちの本当の生の姿です。コーチングでは、コーチとクライアントはいつも対等。それを照明するように、石川さんが子どもたちに寄り添い、一緒に共有するコーチングの現場のレポートです。
子どもへの教育や子どもとのコミュニケーションのノウハウ本は多くは大人たちの目線で書かれていますが、この本は学校に居る現実の子どもたちが主役です。全て石川さんが体験した嘘偽りのない子どもたちの本当の生の姿です。コーチングでは、コーチとクライアントはいつも対等。それを照明するように、石川さんが子どもたちに寄り添い、一緒に共有するコーチングの現場のレポートです。
勉強ができる子の育て方
衛藤 真規(著)
著者の衛藤真規さんには日本スクールコーチ協会の会員さんとしてご協力いただいています。
お嬢様を2人東大に入学させた受験の世界を赤裸々に描き本音で語っています。衛藤さんのお子様に対しての溢れる愛情と、お子様の将来を見据えた子育てが随所に盛り込まれています。そして、母として生きる覚悟が伝わってきます。
毎日の生活習慣の大事な事、それをやり続ける事の大切さ、そこに勉強ができる子に育てるヒントが沢山あります。
お嬢様を2人東大に入学させた受験の世界を赤裸々に描き本音で語っています。衛藤さんのお子様に対しての溢れる愛情と、お子様の将来を見据えた子育てが随所に盛り込まれています。そして、母として生きる覚悟が伝わってきます。
毎日の生活習慣の大事な事、それをやり続ける事の大切さ、そこに勉強ができる子に育てるヒントが沢山あります。
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